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ボトルネック 読みました

 こんばんわ、ひまじんです。

資格試験の呪縛から解き放たれたワタシは読書没頭しつつあります。

というわけで「ボトルネック 米澤穂信」読みました。

先日映画になった「インシテミル」の作者です。ちなみに「インシテミル」はヨメが文庫買ったんですが、

ワタシは読んでいません。そして先日片付けたときに捨てられたようです(笑。

 東尋坊に花を手向けにいく主人公のリョウ。東尋坊でなくなったのはノゾミ。

両親の仲は非常に悪く、亡くなった兄の葬式に出なくてはいけないので早くかえらないといけないリョウ。

しかし、東尋坊でノゾミの亡くなった場所で・・・。

気がつくと金沢のある公園。ノゾミと思い出の場所。どうやってココに来たのか記憶がない。

葬式もあって、自宅に戻るリョウを家で待つのは「サキ」。リョウに居ないはずの姉。

「ツユ」という生まれずに亡くなった姉がいた。この時点でもうひとつの世界の話に移ります。

姉のサキはリョウとは正反対に明るい性格を持つ。この世界では兄が生きていて、両親も仲が良い。

ノゾミも生きている。この世界でサキといろんなことを話し、確認していくことで自分自身に向き合っていき、

ノゾミの死の本当の原因について追求していきます。といった内容。

最後ははっきりしません。コレ、ワタシの一番嫌いな終焉です。

またパラレルワールドに派生した時点でで、ワタシの趣味ではありません。。。

 東尋坊(福井)、兼六園、金沢と北陸に3年すごしたワタシにとっては魅力のある

キーワードがあったので手にとった作品でした。作品中にある10月以降は雲が低くほとんど陽がみえない

というのは本当のことで、北陸で過ごした方には納得できることです。これについては懐かしく思いました。

 ただ筆者の文章を読ませる力を非常に感じました。でもSF系はゴメンです。

筆者は岐阜の方のようです。でも「インシテミル」を買ってまで読むことはないでしょう。

では、また。

「永遠の0」読みました。

 本当に久々の更新になります。また読書ネタも超久々です。

さて今回は「永遠の0 百田尚樹」を読みました。

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特攻で無くなった自分の祖父について調べていく主人公には、祖母が戦後に結婚したもう一人の祖父がいた。

妻を大切に思い、当時の軍の中では決して口にできない「命を大事にしたい」ということを公言したために

周囲からは「臆病者」と軽蔑されていた宮部少尉。この宮部少尉どのような生涯を生きたのかを、

当時の宮部少尉を知る人の下を回って取材をしていく。その中で命を大切にしていたはずの宮部少尉が

なぜ特攻を決意したのかが明らかになっていきます。

 簡単にあらすじを書くとこんな感じですが、戦時を生き残った人達から当時のことを聞いていく中で

当時の人がどのように生きていたのか、その状況や悲惨さが本書に描かれています。

 著者の百田さんは戦時中のことを書くことで、当時のことを私たち戦争を知らない世代に伝えていきたかった

と考えていたのではないかと思います。

 脱線しますが、ワタシは小学校の夏休みの課題か何かで当時、祖父(ワタシがハタチのころに

亡くなりました。)にお願いしたら、自分の戦争体験について原稿用紙に10枚以上も書いてもらったことを思い出しました。

その中には、「永遠の0」にも書かれていた「レイテ沖海戦」に参加したときのことが書かれていました。

この「レイテ沖海戦」こそ、特攻が初めて行われた戦いになります。

祖父の体験談にもそのときのことが事細かに書かれていたように思います。

祖父の書いてくれたモノが実家に残ってるのか非常に怪しいですが、

今度帰ったときには探してもう一度読んでみたいと思いました。

 また「永遠の0」を読んでワタシの知らなかった「桜花」という特攻兵器があったことを知りました。

簡単に言うと、ミサイルに人間が乗って標的を目指す有人誘導式のミサイルです。

「回天」のことを知ったときも、なんと恐ろしいことを考える時代だったのかと思いましたが、

この「桜花」もえげつない兵器だと思いました。

「桜花」は飛ぶ距離が短いために、別の陸攻と呼ばれる飛行機に搭載して敵空母の近くまで行って、

発射されるのでした。「桜花」が重過ぎるために陸攻の速度は非常に遅く、アメリカのグラマンなどに

打ち落とされることがほとんどだったそうです。

しかもアメリカにはコードネームで「バカボム」と呼ばれていたそうです。

「桜花」で亡くなっていった方のことを思うとかわいそうで仕方ありませんでした。

 戦時中という特殊な状況の中では、人間はそんな恐ろしいことをごく当たり前に考え、

命令し、実行されてしまうのだなと非常に恐ろしく感じました。

 平和なように見える最近の日本ですが、中国が影響力を出し海軍がその守備範囲を広げ始め、

ロシアも戦闘機を日本の上空に飛ばしたりと薄ら薄らヘンな雰囲気が出てきているなと感じています。

 かといって、戦争するのはいけないことだし、自分の体験したいとはまったく思いません。

しかしながら今の日本の政治家でいま立たされている状況を打破できるのでしょうか。

と難しいことを考えさせられた作品でした。ちなみに2009年本屋大賞作品です。

 それではまた。ひまじんでした。





下町ロケット 読みました。

 こんばんわ、ひまじんです。

今回は「下町ロケット 池井戸 潤」を読みました。

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池井戸さんの作品は「空飛ぶタイヤ」「鉄の骨」に続いて3作目を読んだことになります。

これまでに読んだ2作品が非常に面白く、今回も池井戸作品を・・・と。

物語はロケットの打ち上げの場面から始まります。

そのエンジンの技術者であった佃は、いろいろあって親の会社である佃製作所を継ぐことになります。

そして特許絡みの裁判があり、それが原因で顧客を失いつつある佃製作所に転機が訪れます。

その転機により「下町ロケット」という題にあるような内容になっていくのですが・・・。

あらすじはあんまり上手じゃないのでこの辺で。

 いろいろな困難にぶつかりながらも、周りの人の協力を得て問題をひとつひとつ解決していくわけですが、

若干話がうまく進みすぎる感もあります。また池井戸さんの作品パターンがあると思うのですが、

そのパターンにきっちりはまっていると思います。ある意味、安心して読めると思います。

 しかしながら、作品の中では親子関係、会社内での上下関係も含めた人間関係なども描かれていて

その人間模様が面白いと思います。池井戸さんの作品は、その辺りのキャラクター作りと人間の心の動きを

表現するのが上手だと思います。それゆえに作品が面白いと感じるのではないかと思います。

 一般的にキャラをうまく作成することが良い作品を作るコツだと思いますが、さすが賞を撮る人の

作品だと思いました。

 あれ?この作品8月にWOWOWでドラマ化されるんだって。知らなかったよ。

 さて次回は何を読むかな。

上の娘がなぜか「昆虫図鑑」を欲しがっています。一緒に図書館に連れて行って見させようと思います。

しっかし彼女はムシが超苦手なはずなんだけどな~。今日も虫取りの網を欲しがっていました。

ヘンですよね?ではまた。

カササギたちの四季 読みました。

 こんばんわ!ひまじんです。

最近滞りつつある当ブログですが、徐々に復活の足音を立てながら綴っている今日この頃。

実は3月にある上司から「●●(名前は伏せておきます。)」の資格取れ!って

言われまして、そんなに難しくないやつなんですが

ここ3ヶ月ほど勉強する時間に読書の時間を割いていたわけなんです。

その資格に無事合格することができ、ココしばらく押さえ込んでいた読書欲を開放した次第です。

そんなワタシが読む本といえば当然「道尾秀介」さんです。先日「月と蟹」で直木賞を受賞し、

俄然名が売れているんですが、前々から種々の賞を受賞し他人に何か面白い本がないか?と

聞かれたら紹介していたワタクシとしては、まぁ来るべきときが来たかという感じです(笑。

ちなみに「月と蟹」はまだ読んでいません。

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さてさて前置きが長くなりましたが、直木賞受賞後初の作品となる「カササギたちの四季」ですが

作者にそんな気負いは見られません。いつもどおりです。

本作品は受賞前に書かれていたようですので、当たり前といえばそうかもしれません。

今回は「光媒の花」みたいな短編集。四季になぞらえて4つの短編から構成されています。

相変わらずその短編の中で関連付けが非常にうまく施されています。さすがです。

また今回はリサイクルストア店長:華沙々木、副店長:日暮、そして中学生の南見の三人が主人公。

この構成は真備庄介と道尾秀介とその助手(女性)を思い出させます。

そういえば真備シリーズが書かれることはもうないのでしょうか?骸の爪、シャドウがイチオシの

ファンのワタクシとしては寂しいかぎりです。

 4つの物語を結びつける手法はさすがと思わるのですが、最近の作品は初期の作品に比べて

ライトノベルズ化してきているように感じます。

昔のような「書きこみました!」みたいな重厚な作品をお願いしたいところです。

本作品では、親子関係の大切さがテーマとして描かれています。昨今いろんな出来事がありますが

親子関係の大切さを訴えているのだと感じています。

 さて、最近のワタシは浮気して池井戸潤もオススメしています。

次回は今読んでいる池井戸作品を紹介できると思います。

あぁ、明日も雨ですね。自転車(@リハビリですが)乗れませんね。

ではまた近いうちに。

「半島を出でよ」読み終わりました。

 こんばんわ、ひまじんです。

震災についてはまだまだ大変なようですが、4月に入りますし

自粛ばかり・・・というのもどうなんだ?という意見もあるので更新再開します。

 じつは別の文章を書いていたのですが世間への文句ばかりになってしまったので

門外不出にしようと思います。

 さて「半島を出でよ 村上龍」を読みました。

会社の人からのオススメで、その人が気前良く貸してくださいました。

ちなみにこの本、読み終えるまでに3ヶ月かかりました(笑

仕事が多忙になったのもありますが・・・ね。

 ある日、九州に北朝鮮の軍人たちが上陸します。

試合中の福岡ドームを占拠し、そこから「高麗遠征軍(反乱軍総称)」の博多制圧、

そして手出しできない日本政府の出した答えは「九州封鎖」。

表向きは反乱軍として九州を占拠しにきたのですが

実はすべて北の作戦で、後続の12万の大軍が福岡に来るばかりになっています。

 九州を見捨てた日本政府に対し、イシハラ(自称詩人)の元に集う人たちが立ち上がります。

彼らは世間から見捨てられ(親を殺したりとか、見捨てられて当たり前のことをしてきた人たちですが。)

どこにも行くところが無くイシハラの元で共同生活をしていました。

 彼らは毒を持つ生き物の収集が趣味であったり、爆弾に詳しかったり、武器に詳しかったり、

人を殺すことのできるブーメランを操れたりと結構むちゃくちゃな構成です。

 そんな彼らが傍若無人の「高麗遠征軍」に立ち向かいます。

その中で、日本政府、遠征軍、遠征軍に協力する人、そしてイシハラのグループと人間模様が描かれています。

 感想としては、読み始めてスグに「ありそうな」話だなと思いました。

いろんな人の人間模様や心の様子が描かれていて、そういう点が面白いと思います。

逆に「村上龍」らしいというか、他の作品でもそうだと思うのですが、いろんなところで

脱線というか何と言うか情景描写や過去も含めた状況説明などに記載が多いです。作品を理解する上で

必要と思って書かれたとは思うのですが、ワタシには本筋と離れたところの描写が多いと感じました。

おそらくワタシがこの作品を読むのに長時間を要した原因のひとつだと思います。

 とにかくありそうな話で、また北の話や北に住む人やその生活についての記述が詳細に描かれて、

ぼやぼやしてると近い将来にありそうな話だと思いました。

 また昨今の政府(東日本震災後の対応も含め)の対応を見ていると、作品の中に描かれている日本政府と

重なる部分がたくさんあって非常に不安に思わされています。

有事の際にアメリカが助けてくれるとは限りませんよね。

向こうにしいてみれば所詮他人ごとですし、いくら条約結んでいようが知らんフリする

可能性は多分にあると思います。

特に最近のアメリカは資金の問題や世論の問題もあってイラクからも手を引きたい一心でしたし、

今のリビアでもそうですが直接手を出そうとしません。

 別に自衛隊を交戦可能にするとか、日本は軍を持ったほうがいいとかそんなこと考えていませんし、

そんな思想もありませんがこれから先に何があるかわかりませんし、

いろいろな想定の上で物事を考える必要があるのではないかと思いました。

 このまま書き続けるとどこまでいくのかわかりませんのでこの辺にしたいと思います。

ということで、この作品を読むことでいろんなことを考えさせられたひまじんなのでした。

ではまた。
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自転車や読書、日常の出来事など書いていきます。

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